訪日外国人の集客UP!看板の対応のポイント・注意点とは

近年増え続けている訪日外国人。店舗の集客・売上を最大化させていくためには、看板の対応が必要です。本日は「訪日外国人の集客効果を上げる看板とは?」についてご紹介します。
訪日外国人が急増!今後も増え続ける見通し
メディアでも話題の訪日外国人。政府からも「2020年に4000万人、30年に6000万人」との目標が先日新たに掲げられ、より一層注力していく姿勢を見せています。
日本政府観光局(JNTO)の発表によると、2016年3月の訪日外国人数は前年同月比31.7%増の201万人に上ったとのこと。この数字は、2015年7月の192万人を上回る過去最高数となっています
。(2016年4月20日発表)
参考:日経BPnet
2020年のオリンピックに向けてますます観光客増が見込める中、どうしたら集客効果を最大化できるのでしょうか。
訪日外国人の集客効果を上げるポイントとは?
訪日外国人が増えていく中、お店はどのような準備をしていけばよいのでしょう。ここからは店舗の訪日外国人対策を見ていきましょう。
来店動機には大きく分けて2種類ある
そもそも人はどのような動機で来店をするでしょう。来店には、目的来店と衝動来店の2パターンがあります。
目的来店とは、その店舗の商品やサービスを求めて計画的に来店する来店方法です。インターネットでランチのお店を調べ、美味しそうなお店に行くような場合は、目的来店に該当します。
一方、衝動来店とは、目的もなく衝動的に来店する方法です。商店街や小道を歩く中で気になるお店が見つかったときに、何となく気になってお店にふらっと立ち寄ってしまう。そのような経験はどなたにもあるでしょう。このように、目的なく来店するケースを衝動来店と呼びます。
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訪日外国人の集客!狙い目は「衝動来店」
訪日外国人の集客でポイントとなるのは、衝動来店の観光客をどれだけ集められるかです。
目的来店の場合、事前に情報収集を行うケースがほとんどです。その場合、インターネットやテレビ・雑誌などを利用し、気になるお店をピックアップするでしょう。そのように、事前に情報収集する際にお客様にお店を認知してもらえるような働きかけも大変重要です。
しかし、その一方、あなたが海外に旅行に行くときのことを想像してみてください。
もちろん事前の情報収集は欠かせませんが、メニューが店外に記載されていたり、日本語でサービス名・商品名が掲げてあると、どこか安心することがあるのではないかと思います。
異国情緒が感じられないという意見もあります。しかし、海外に行き言語が通じない中、日本語のメニュー表記や「観光客歓迎!」といったメッセージがあると、否応なしに目に入ってしまうでしょう。
そのように、海外において自国の言語が表記されていたり、歓迎の文字が記載されていると、人は気になり入店を考えてしまうものなのです。
そして、その衝動来店を促す手法として考えられる1つの方法が「看板」です。
訪日外国人の看板対策のポイント
訪日外国人の来店を促進するためには、次のポイントを抑えましょう。
外国語表記は、翻訳がカギ
看板はただ外国語表記にすればよいというものではありません。
日本語で考えた文章が正しく翻訳されているのかという部分が最も重要なのです。相手に伝わる正しい文章で店舗の説明や商品・サービスの説明がされているのか。その翻訳の精度が問われます。
現在では、インターネットを利用し簡単に翻訳も出来ますが、精度については保障がありません。必ずネイティブの方もしくは翻訳を職業とされている方に聞き、記載するようにしましょう。
イラストや写真をうまく活用する
文章はもちろんですが、イラストや写真は単体でイメージを伝えられます。
料理などは特に、文章で説明するより写真等を記載し、視覚で訴えることで説得性が増します。そのため、メニュー看板や商品説明には写真やイラストをうまく活用することをオススメします。
店舗の名前を訴える看板であっても、遠目からイラストや写真でどのような業態のお店かを訴える方が効果的であると言えるでしょう。
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外国語対応の看板を製作する際の注意点
これまで外国語対応についてご紹介してきましたが、いざ看板を作りたいという場合は注意が必要です。
現在、急激に高まっている訪日外国人需要ですが、その看板製作に対応出来る看板屋さんはまだまだ数少ないのが現状です。そのため、馴染みの看板屋さんや近くの看板屋さん、インターネットで自力で探した看板屋さん等、手探りに問合せをしても対応出来ない可能性があります。
看板の外国語対応がしたい場合は、下記サイトに相談することをオススメします。
ミルイタ
GCストーリー
まとめ
今後更に増えていく訪日外国人数。口コミによる効果を考えても、まずは外国人が来店してくれる仕組みを考え、少しずつでも来店を促進することが重要です。
先手を打った者勝ち。ぜひ早めに対応を検討することをオススメします。