看板のインバウンド対応!街中で見つけた店舗看板の対応事例

近年騒がれている訪日外国人の増加。それに伴い看板の多言語対応を実施している店舗が増えてきています。「看板のインバウンド対応事例」をご紹介します。
看板のインバウンド対応を既に各所で進んでいる!
訪日外国人が増えている近年、看板の多言語対応が徐々に進んできています。
外国人旅行客が増える中、来店を促進するためには看板の多言語対応が必須です。
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競合企業や近隣の店舗が対応する前に、看板を多言語表記にする。その先手が求められています。
街中で見かけた看板のインバウンド対応事例
最近では、街中を歩いていると、看板の多言語対応を実施している店舗も多く見かけるようになりました。
特に、主要都市や観光地では対応していない店舗はない!と言っても過言ではない地域も出てきています。
今回は、看板のインバウンド対応事例をいくつかご紹介していきましょう。
マクドナルド
ファストフード大手のマクドナルドも、もちろんインバウンド対応に踏み切っています。
写真は大阪にある店舗ですが、カウンター裏のメニューを多言語に変更!日本語はもはや表示せず、訪日外国人にスポットを当てた踏み切った対策です。
KFC (ケンタッキーフライドチキン)
東京都の四ツ谷で見かけたこちらのお店で、店舗名やサービス・商品名ではなく、「スタッフ募集」の案内を多言語で表記していました。
集客がうまくいっても、店内に入店したお客様を満足させる接客が出来ないと意味がありません。そのため、外国語での接客に対応するべくスタッフ募集も重要要素の1つです。
やよい軒
ブランド名を英語表記することで、訪日外国人の多くが認知できるよう工夫をしています。
また、メニューを多言語表記にし、店舗前に設置することで、入店促進を図っているように見えます。実際に外国人はメニューで料理の名前や写真を見て入店する光景が見られます。
伝説のすた丼屋
こちらのお店も、メニューを多言語表記に変更しています。
日本語表記のスペースを最小化し、写真と外国語の説明を記載することで、訪日外国人の視点でわかりやすいよう工夫がなされています。
SK-II
こちらはショッピングモール内の一角に置かれているスタンド看板。
外国語表記で、SK-IIの正規品が販売されていることをアピールしています。本物を求めて訪日する外国人にとっては、このような看板の表記が安心するのでしょう。
はなの舞
こちらは恐らく店舗ならではのアレンジ。
スタンド看板の上部に、オリジナルのパウチを作成し英語・中国語対応していることを提示しています。数多くの店舗が立ち並ぶ通りでは、このように言語対応が店外に表記されているだけで、近隣の店舗と差別化が図りやすくなりそうです。
その他にも、たくさんの対応事例があります
上記は、他店舗展開する企業様やブランドの看板がほとんどでした。
しかし、今日では個人事業主様でも対応を進めている店舗はたくさんあります。
上記のように大々的な看板の変更ではなくても、手描きの看板に「外国人歓迎」のメッセージを多言語表記したり、売れ筋商品の翻訳を看板に大きく記載したりと、出来る対策は数多くあります。
看板のインバウンド対応を検討しているなら!オススメサイト
そうはいっても、看板の多言語表記に対応出来る看板屋さんはそう多くはありません。お客様のニーズは高まるものの、翻訳の精度やデザインの対応はまだまだ遅れているのが業界の現実です。