自販機広告におけるラッピング効果のメリット・デメリット

街中でいたる所にある自動販売機。多くは飲料メーカーのロゴが入っていますが、中には「ラッピング広告」と呼ばれるデザインをしたものがあります。ラッピング広告とは、商品広告のフィルムを貼り付けた宣伝方法です。
今回は、自動販売機を利用したラッピング広告の宣伝効果に迫っていきます。
ラッピング広告の宣伝効果とは!?
自動販売機のラッピング広告には、他の看板に比べて特徴的な点があります。ひとつは目にする機会が多いこと。自動販売機は、通行人の目にもとまりますし、飲み物を買おうとした人の注目も浴びることができます。
通常の看板に比べて、飲み物を買う方にも見てもらえるので、効果が高くなります。もうひとつは、看板と自動販売機2つの機能を有しているということ。自動販売機で飲み物を買うときには必ず足を止めます。通常であれば通り過ぎてしまうところも、目にとまる時間を長くできるわけです。
ラッピング広告のメリット
先に述べた宣伝効果の他にも、自動販売機を広告媒体として使うことにはメリットがあります。
ひとつは、地域密着でアピールができること。自動販売機は筐体自体が大きく、地域において存在感があります。普段その道を通る人であれば、必ず印象に残るもの。地域に密着した広告媒体なのです。もうひとつは、ラッピングなので張替えが楽であること。大きな看板に比べて、定期的に変更が可能なので、季節柄やスポット的なキャンペーンなど臨機応変に衣替えができますので優秀な広告媒体といえます。
ラッピング広告のデメリット
設置する側に関して言えば、ほかの要素によって思わぬリスクを伴うことが挙げられます。
自動販売機は管理が重要です。季節の飲み物がしっかり補充され、近くのゴミ箱は清潔にされていなくてはなりません。仮にそのような環境が管理できていないと、イメージの低下という悪循環に陥る可能性もゼロとはいえません。きちんと管理ができた上で、広告媒体として効果を発揮するのではないでしょうか。
まとめ
自動販売機のラッピング広告には一長一短がありますが、広告としては非常に優秀です。コストはかかりますが、それだけ大きな宣伝効果が期待できます。