SP担当者様必見!販売戦略・セールスプロモーション事例集

メーカーなどが新商品を開発した際に、宣伝や告知を行って販売を促進する活動をセールスプロモーションと呼びます。せっかく広告宣伝費を掛けるのだから、それ相応の売り上げを上げたいのが当然の心理。そこで今回は、メーカーが仕掛けたセールスプロモーションの手法を見ていきます。
SNSで話題を広げる!現代らしい販売戦略
SNSの普及により、情報は一瞬で共有できるものとなりました。SNSを販売促進に利用して広告を打ち出すメーカーが増えてきています。例えば、あるお菓子メーカーは、若者の集まる街である原宿に、自撮りパネルを設置。テレビCMの女優と同じように撮影が出来るとして、話題になりました。最近ではニュース番組が情報を発信するのではなく、SNSなどで話題になってからニュース番組が特集するパターンが増えています。SNSなどのクチコミから広がることも多くなり、重要性は一層増しています。
キャッチフレーズは当たり前!?購買意欲を誘う販売戦略
販売促進の基礎となるのが、キャッチフレーズです。「〇〇買うと〇〇無料」といったサービスを表すものから、「〇〇なら〇〇」といった消費者の頭に定着させるフレーズなど様々です。またキャッチフレーズをどこで定着化させるかも重要なカギです。多くはテレビCMを想像しますが、通勤途中の駅の広告など、客層を絞って訴求するパターンもあります。通勤途中のサラリーマンなどへ向け、ビールメーカーが駅の構内広告を打ち出すなど、特定の消費者の購買意欲を誘う宣伝方法も多様化しています。
あえて王道をいかない?逆転の販売戦略
消費者心理をつつくセールスプロモーションはある程度、典型的になってきていますが、あえてその逆を狙う企業もあります。例えばあるカップラーメンのメーカーは、不祥事を起こした女優を逆手に利用したCMを作りました。このCMは不謹慎などの理由からすぐに中止になりましたが、これは他方で結果として話題になりました。またあるアイスメーカーは、常識を覆すようなフレーバーを売り出し、当初は「美味しくなさそう」という口コミも多く聞かれました。ですが食べてみたいと思わせるような戦略が功を奏し、実際に売り上げを上げました。このように逆転の発想で、販売促進を行うやり方もあるようです。
まとめ
テレビ,ラジオ、新聞、雑誌、ネット、看板(ooh)など複数のツールを組み合わせるセールスプロモーションのご担当者様は大変ご多忙かと思います。
業務のヒントに何か役立つ情報はあったでしょうか?
少しでもお役に立つ情報があれば幸いです。