どこでもドアが実現!?デジタルサイネージ事例(国内編)

デジタルサイネージといえば、駅構内に設置されている電子広告・タッチパネル式の案内図などが思い浮かぶかもしれません。
市場では、徐々に普及しており広告以外のユニークな活用方法も増えています。
お絵かき水族館

画用紙に描いた魚が目の前の巨大な水族館にて実際に泳ぎ出します。自分の描いた魚に触ることも出来、指先で触れるとデジタルサイネージの中の魚が逃げ出します。
こちらの作品は「チームラボ、学ぶ!未来の遊園地」の中で発表された作品です。
子供たちが自由に体を動かし、創造的なアート体験を楽しむことが出来る空間となりました。
デジタルどこでもドア

「デジタルサイネージジャパン2015」にてグランプリに選出された作品です。
有名アニメ「ドラえもん」の春休み映画に合わせ、テレビ朝日に設置されました。
90インチの液晶モニタをドアに見立て、4台の巨大デジタルどこでもドアを制作。
カメラで来場者の顔を撮影すると、その顔が取り込まれドラえもんたちと世界の名所や宇宙など画面の中で旅が出来る仕組みとなっています。
スノーフレークメモリーズ

ギネス認定の世界一大きなプラネタリウムドーム「BrotherEarth」を舞台とし、「ブラザーグリーンクリスマス2014」で実施されたプロジェクションマッピングです。
会場内で来場者が写真を撮影。写真をwebサイトから投稿すると、美しく散る雪の結晶として、スノードームの中に写真が投影される仕組みでした。
こちらの作品は「デジタルサイネージジャパン2015」でロケーション部門に入賞しています。
まとめ
日々進化を遂げるテクノロジーに伴い、デジタルサイネージも多様な試みが見られます。
ネットワークに接続することにより、リアルタイムで内容が変化。スマートフォンと連動した仕掛けも出来るなど多くの可能性を広げました。
今後も多様な表現を持ったデジタルサイネージが街中に増えていくのではないでしょうか。