他社はどうしてる? 看板の訪日観光客対策集!

昨今は外国人観光客の数が増え、また2020年のオリンピックが迫り、国内におけるインバウンド対策のニーズが高まっています。なかでも注目されているのが、「看板」です。標識を英語表記に変更するなどして、訪日観光客への対策が講じられてきています。
ローマ字表記の標識から、英語表記の標識へ
日本人なら誰もが目にしたことのある道路案内標識。漢字で行き先が表記されており、日本人は目にすればすぐに分かります。これまではその案内標識、漢字の下には外国人用としてローマ字が書かれていました。しかし、ローマ字は読むのに時間が掛かり、読めたところで一体どんな施設を表しているのか分かりません。例えば、「都庁北」を表す標識はこれまで「Tocho kita」でした。これを「Tokyo Metoropolitan Government-N.」に改めます。これならば、一目見て外国人観光客も理解ができ、スムーズに観光することが出来ます。
絵文字を使って、分かりやすい案内表示を
文字だけでなく、一目見て分かりやすい案内表示を目指して、ピクトグラムの導入が順次行われています。ピクトグラムとは絵文字のことで、どんな施設を表しているのか一目瞭然にしたものです。細かい文字を読まなくても即座に判断が出来るので、言葉がわからなくてもとても便利です。
今や定着しているあのトイレのマークも、実は1964年の東京オリンピックで初めて導入されたものでした。こうした案内を増やすことで、訪日観光客の増加に対応していこうという取り組みが増えています。
看板の変更は予算化しても、価値が有る
これら標識などの看板の変更には、もちろん経費がかかります。一気に変えることは難しいかもしれません。しかし、これまで道に迷っていた観光客がスムーズに観光できるようになれば、日本の素晴らしい価値を伝えることが出来ます。
それだけ多くの観光地を回ってもらうことにもなり、また何度も訪れたいと思ってもらえるかもしれません。
まとめ
インバウンドよる需要も増え、看板にも観光客向けの対策が求められています。
以前にご紹介した地域では、特に優先的にインバウンド対応をしてみてもいいかもしれません。
訪日看板対策ならこのエリア!外国人観光客の人気スポット
https://www.miruita.jp/knowledge/details/inbound-spot
これからますます増加する訪日観光客の方にはぜひ、日本を楽しんでいただきたいと思います。