看板の種類によって異なる!看板の適切な文字サイズとは

看板の種類によって適切とされる文字のサイズが異なることをご存じですか?より多くのお客様に来店してもらえるよう「適切な看板文字サイズ」についてご紹介します。
看板の種類は様々ありますが、それぞれの看板の持つ役割は異なります。また役割により、適切とされる文字のサイズも異なります。
魅力的なデザインが完成したにもかかわらず、いざ設置をしてみたら文字が小さく何が書いてあるのかお客様にわかってもらえない...そんなことが起こらないよう、看板の種類ごとに適切とされる文字のサイズをご紹介します。
看板の種類と距離の関係
まずは看板の種類と、ターゲットとするお客様との距離をご紹介します。
野立て看板・ポール看板・袖看板は遠距離にいるお客様にまずは店舗の存在を知ってもらう役割を持っています。
立地、お店のコンセプトによっては、歩行者だけではなく、車のドライバーにも発見してもらう必要があります。特に移動速度の速いドライバーにとって、発見のしやすい大きな文字は必須となります。
一方、壁面看板・スタンド看板・パネル、プレート看板は近距離にいるお客様にメニューや価格、営業時間等を伝える役割があります。
まとめると、距離によって下記の役割があると言えます。
遠距離 | お店の業態を瞬時にアピール |
中距離 | 店名と、他店との違いをアピール |
近距離 | メニュー・価格や目玉商品、店舗の詳細をアピール |
続いて、実際に必要となる文字のサイズをご紹介します。
和文字と英文字によっても見えやすさが異なり、適切な文字サイズは違いますので気を付けましょう。
距離と必要な文字サイズの関係
車のドライバーがターゲットになっている場合には、特に注意が必要です。
車で走行をしている場合、看板を発見するには100m以上必要と言われています。入店までしてもらうためには、最低でも150m手前の場所で看板を発見してもらい、意思決定をし、減速をして車を止めてもらうことが必要です。
お店の周囲には歩行者が多いのかドライバーが多いのかお客様に何をどの時点で伝えれば来店してもらえるのか、デザインを決める前に再度確認をしましょう。
まとめ
きれいに配色・レイアウトされている看板でも、文字のサイズが小さいために気付かない、とうことは普段私たちが歩いていても少なくないはずです。
お金をかけて看板を作っても、お客様に気が付いてもらえないのでは意味がありません。デザインを作成・決定する前に「実際に作ったときに文字のサイズがどのくらいの大きさになるのか?」きちんと確認をするようにしましょう。