フォントでイメージダウン?フォントとイメージの関係性とは

様々あるフォントですが種類によっては店舗のイメージダウンをしかねません。店舗の魅力を最大限伝えられるよう「フォントのが与えるイメージ」について学びましょう。
お店のイメージにはフォントが重要?
なんとなく、意識をせずに日常的に目にしている文字。そんな全ての文字には「フォント」が指定されています。お店の顔となる看板では、その「フォント」が正しくお店のイメージを伝えているかが非常に大切となります。
今回はフォントの種類と、選び方についてご紹介していきます。
まずは、適切でないフォントを使った場合に起こるリスクについて考えてみます。以下のようなことが起きていないか、看板を見直してみましょう。
適切でないフォントを使った時に起こるリスクの例
適切でないフォントを選ぶと、以下のようなリスクが起こり得ます。
- フォントから発生するイメージが悪いために、店舗のイメージダウンに影響している
- 正しくフォントを選べていないために、求める客層がつかめていない
- フォントから発生するイメージと店舗の実態が異なり、来店したお客様が購買につながらない
いかがでしょうか。思い当ることはございませんか?
このようなリスクに直面したら、適切なフォントが選べているか見直しが必要です。
正しいフォントの選び方をご紹介
では次に、フォントの選び方についてご紹介します。大きく分けてフォントの選び方は以下の4つになります。
- 系統を選ぶ
- 系統から書体を選ぶ
- 太さを選ぶ
- 文字間、行間を選ぶ
順を追って見ていきましょう。
系統を選ぶ
デザインで使われるフォントは、主に4つの系統に分かれています。与えるイメージと共にご紹介していきます。
- 明朝系
高級感、落ち着き、繊細なイメージ
- ゴシック系
力強い、モダン、シャープなイメージ
- 丸ゴシック系
柔らかい、カジュアル、チープなイメージ
- 行書体系
和風、伝統的なイメージ
系統から書体を選ぶ
続いて、系統から書体を選びます。ゴシック体を例に書体を見ていきましょう。
- HBPゴシック
- MSゴシック
- 丸ゴシック
- 創英角ゴシック
同じ系統でも、角ばっていたり丸みを帯びていたりと形に違いがあり、与えるイメージが異なることがおわかりいただけたと思います。
太さを選ぶ
ここまでくれば残りは細かな調整となります。文字の太さと与えるイメージを見ていきましょう。 一般的に細ければ繊細で女性的なイメージ。太ければ力強く、男性的なイメージとなります。
文字間、行間を選ぶ
最後の工程は文字間と行間を選ぶことです。 間隔が狭いほど活気があり元気のあるイメージ、間隔が広いほどゆったりとしていておおらかなイメージとなります。狭すぎても広すぎても読みにくい状態にならないよう、気を付けましょう。また、1文が長い場合、行と行の間の感覚が狭いとクオリティが低く見えがちです。
まとめ
フォントによって、与えるイメージには大きな差が出てきます。そしてフォントだけではなく、色味、イラスト、写真等、看板の全体をデザインするのは時間もかかり至難の業です。工事までに時間が無い場合や、不安がある場合にはデザイナーさんか、プロの看板屋さんにお任せすることがおすすめです。