お客様をお店に誘う!集客・売上アップに最適な看板をご紹介

集客力の高い看板を設置するには、お客様がどこにいるかを明確に把握し、そのお客様の目に入る場所に看板を設置することが重要です。本日は「あなたのお店のお客様に対して効果的な看板の設置場所」をご紹介します。
まずは「お客様」を理解しよう
お店により多くのお客様を集めたい。お店の売上をもっと上げたい。お店を経営する方であれば、誰でも持つお悩みです。
集客や売上向上のために出来ることは数多く有ります。広告の掲載やホームページの作成、チラシ配布、看板の製作・設置も手段の1つと言えます。しかし、闇雲に対策をしていても効果は上がりません。お客様を集めるためには、「お客様」をきちんと理解した上で、的確な対策を打たなければならないのです。
そこで、まずは「お客様」を理解することからはじめましょう。あなたのお店のお客様はどのような人なのか。具体的には下記のように項目別に調べてみることをおすすめします。
お客様はどんな人?
あなたのお店のお客様になりうる人はどんな人でしょうか。
- 男女比
- 年齢層
- 職業
- 生活スタイル
- 活動時間
- 流行 など
お店のお客様がどのような人かにより、アプローチする方法は変わってきます。逆にお客様を正確に理解しないと、効果的な対策は打てません。お店の周辺に住む方々の人柄はもちろん生活スタイルや流行りまで、幅広く理解をすることが大切です。
看板の設置方法やアプローチ方法を考える前に、まずはお客様を特定させることからはじめましょう。
お店とお客様の「距離」を掴もう
お客様の情報・特性がある程度把握できたら、次はお客様とお店の距離を調べましょう。
看板によって集客が見込めるお客様の距離は、次のとおりです。
歩きや自転車 | 15分圏内 |
自動車 | 10分圏内 |
上記の範囲を超えるお客様については、残念ながら看板での集客に向いていないと言えます。ホームページやWEB広告を活用した距離に左右されない宣伝・販促が向いています。今回は、範囲内のお客様の囲い込みについてご紹介します。
お客様との距離を「遠・中・近」の3段階に分けてみよう
お客様との距離を考えたら、次はその距離を3段階に分けて考えてみましょう。
分け方は簡単です。お客様がお店に来店する際の導線を考え、それを元にお店からもっとも遠い地点を「遠距離エリア」、お店からほどほど近い距離を「中距離エリア」、お店にとても近い距離を「近距離エリア」として分類します。
下記を距離の目安として参考にしてみてください。
遠距離 | 2km~3km |
中距離 | 1km圏内 |
近距離 | 300~500m圏内 |
すると、先ほど調査した「お客様」の中でも、お店からの距離によって生活スタイルや活動時間、流行が異なることが見えてくるはずです。
つまり、お客様を知り、お店からの距離に応じて分類することで、お客様のタイプが正確に把握できるようになります。
それぞれのお客様にとって最適な「看板」をご紹介
ここまで考えたら、あとはお客様にとって最適な看板を設置すればよいだけです。
看板は、お店からの距離によって効果が異なります。お店付近に設置すると効果の高い看板もあれば、お店から離れた場所で効果を発揮する看板まで、その効果は幅広くあるのです。
それぞれの距離に応じて、最適な看板をご紹介します。
遠距離向きの看板
遠距離に設置する看板では、お客様の感情を動かすことを心がけましょう。
インパクトのあるデザイン・キャッチコピーや、お客様に対して問題提起をするような内容が良いでしょう。看板を見た人がのちに思い出してしまう...。考えさせられてしまう...。そういった打ち出しをすることで「気になるお店」としてお客様の心に残ることが出来ます。
看板の種類としては、広告看板が向いているでしょう。ビルの屋上や駅構内やホーム、バス停や道路沿いの野立て看板など、大型の看板や人が足を止める場所に設置されている看板が効果的です。
費用もかかるため、設置は入念に検討すべきですが、うまく行けばより広範囲のお客様を呼び寄せるため効果的だといえます。
中距離向きの看板
中距離に設置する看板では、お店にいけばいいことがありそう!と思わせる仕掛けを入れましょう。
街中を歩いていると、よく見かける店名・ロゴ・キャラクターの看板がありませんか?気がついたら目に入っているくらいの大きさなのですが、何度も見かけてしまうことで気づくと心に思い浮かんでしまう。中距離にはそんな看板を設置します。
遠距離とは異なり、中距離ではお店に出向けばいいことがあるという感情を抱かせなければなりません。そのため、お店の具体的サービスの紹介やお店の特徴・売り文句を詰め込むことをおすすめします。
看板の種類としては、プレート看板や壁面看板、ビルインのお店であれば袖看板や窓面シート看板なども効果的でしょう。
近距離向きの看板
近距離に設置する看板では、お店にいかなきゃ損!と思わせるまでにする必要があります。
そのため、中距離の看板よりも一層お店の良さやイチオシポイントを全面に出します。お店の前を通る人の「あのお店気になるな」という思いを一押しする決め台詞のようなものです。例を挙げると、具体的な価格やメニューの打ち出し、サービスやキャンペーンの宣伝などを含むとよいでしょう。お店のこだわりポイントなども効果的です。
看板の種類としては、入口のドアや窓に貼るシートやスタンド看板、のぼりなどがおすすめです。スタンド看板においては、書き換え可能なA型看板を使用すれば、その日その日でキャンペーン情報を変更することも可能です。ぜひお試しください。
「看板」はお客様の行動を変える
いかがでしょうか。ここまでの内容で、お店とお客様の距離によって、効果的な看板が異なることがおわかり頂けたかと思います。しかし、これだけではありません。看板がお店の集客や売上アップに繋がるポイントまだまだあるのです!
看板は、設置する場所と記載する内容によって、お客様の行動を変えることも出来ます。つまり、どこにどんな看板を設置するかによって、お客様の動きが変わるのです。
例えば、あなたが車を運転していたとしましょう。運転中、ふと止まった先に「コンビニまで300m!たばこ・トイレあります」と言った記載があるとします。長時間運転をしていた場合や少し休憩したいと思っていた場合、思わずそのコンビニに寄ってしまいませんか?でも逆に考えると、もしその看板がなければ、コンビニの存在に気づかず、その手前の道で曲がってしまっていたかもしれません。
看板をどこに設置するか。その看板にどのようなメッセージを込めるか。それによってお客様の行動が変わります。言うならばお客様を思い通りに誘導することも可能なのです。
看板を設置する際には、その看板を見た人に、何を感じどう動いてもらいたいかまでを想像して設計するようにしましょう。
まとめ
お店の必需品だと思ってつけてしまいがちな「看板」。
しかし、その効果はお客様をきちんと理解しないかぎり、引き出すことが出来ません。お客様が何を考え、求めているのか。お客様の心の底にあるニーズや思いを汲みとって設置することが重要です。
お店の集客・売上を最大限に引き出す看板を設置し、より多くのお客様に喜んでもらえるお店を作っていきましょう。