高い場所に設置する看板の金額を抑える方法
ビルの高い位置に看板を新しく付けたい場合や、既についている看板の表示面や蛍光灯を交換したい場合、どのように工事をするのでしょうか。看板の工事はその高さまで上がり、手作業でなければ工事ができません。看板の高さまで登るにはいくつかの機材を使用します。
・ローリングタワー
・高所作業車
・足場
・ゴンドラ
ローリングタワー
ローリングタワーとは、移動のできる足場をさします。横に長い看板や移動しながらの作業が必要な際に、よく用いられます。高さは様々ですが10-15mくらいが対応できる最大の高さになります。金額については高さによりますが、15,000円程度~と比較的に安価な特徴があります。
高所作業車
高所作業車は、トラックに昇降できる機械が搭載されており、高い位置まで登ることのできる車です。上に登るには、機械の操作が必要です。登れる高さは種類によって異なり、約10m~55mくらいの高さまで登ることが出来ます。看板工事によく使用されるのは、10m~30mまでの高さの種類になり、金額は25,000円程度~となります。
足場
足場は、ビルの建設時や修繕時などによく見かける鉄パイプを組み合わせて作る足場です。高層ビルのようなとても高い建物の工事にも対応可能で、その他の方法と比較し高所まで届く特徴があります。金額は高さにもよりますが高額になることが多いため、看板の工事で使用する際は建築時に立てた足場を借りて使用する場合もあります。
ゴンドラ
ゴンドラとは、高層ビルの窓清掃などに使用される機械です。他の機械とは異なり、下から登るのではなく、ビルの上部から吊り下げて作業を行うという特徴があります。非常に高い位置での工事等にしか使用されないため、看板工事で使用することは数少なく金額もケースによって異なります。
高い位置にある看板を安く工事するには?
高い位置にある看板を安く工事するためには、いくつかの方法があります。
1. 建築用の足場を使用する
ビルの6階など、高い位置の工事の場合は高所作業車もしくは足場を使用しての工事が一般的です。その場合、高所作業車も一定の高さの車種を使用するため、金額は高くなります。それ以上に足場を組まなければならない場合、より金額が高くなる恐れがあります。そのような場合に利用できるのが、建築用の足場です。ビルの新築時やメンテナンス時を利用して、その足場を借りて工事をすることで費用を浮かせることが出来ます。看板のメンテナンスや新規設置等をお考えの際は、ビルの建築足場があるタイミングに合わせると良いでしょう。
2. 高所作業車ではなくローリングタワーを使用する
ビルの2~3階程度の看板であれば、高所作業車もしくはローリングタワーを使用します。はしごで届く高さの場合は、はしごを使用しますが、手の届く高さや作業範囲が限られます。高さにもよりますが、一般的には高所作業車よりローリングタワーが安価な場合があります。しかし、組立に要する時間や、組み立てるスペースがなく設置が不可能な場合もあるため、一概には言えません。現場を看板屋さんに見てもらい、最適な方法を検討してもらいましょう。
3. 窓面の看板であれば内側から貼ってもらう
ビルの上層階にあるテナントの窓に看板を付けたいと思う場合、シートでの施工がおすすめです。看板のシートには、外側から貼るタイプと内側から貼れるタイプが存在します。シート自体の単価は内側から貼れるタイプのほうが高いのですが、高所作業車や足場の使用を考えると、内側から貼るシートを使用して金額をぐっと抑えられる場合があります。ですが、窓の形状やガラスの材質によっては、設置できない場合もありますので、注意が必要です。看板屋さんにパターンに分けて見積りをもらい金額を比較してみるのも1つの手です。
まとめ
看板を高い位置に設置するには、どうしても費用がかかってしまいます。ですが、せっかくお店を出すなら看板をつけたい!きれいにしたい!というお客様が思われるのは当然です!なるべく安くご希望の看板を設置したい場合は、ぜひ看板コンシェルにご相談ください。