バリエーションが豊富!看板に使える金属の素材をご紹介

金属製の看板は、さまざまな素材から選ぶことができます。数多くあるバリエーションから、看板のデザインや外壁、建物の雰囲気に合う素材を選定する必要があります。今回は、一般的に使用される素材をご紹介します。看板製作やデザインのイメージの参考にしてみてください。
看板製作に使われる素材
看板の製作に使用される金属の素材は、次のとおりです。(一例となりますのでご注意ください)
アルミ
ステンレス
それぞれ写真とともに特徴をご説明します。
アルミ
アルミは軽量で加工がしやすい素材です。その特性を活かし、看板では主に看板のフレームなどに使用されます。見た目はステンレスほどの光沢感はありませんが、製作方法の違いにより、風合いの違う素材がいくつか存在します。金属の中でも、比較的安価な素材です。
ステンレス
ステンレスは、アルミと比較し重さがあり、より丈夫な素材です。看板の面板を金属にしたい場合は、このステンレスがよく用いられます。表面のデザインもさまざまで、光沢感のあるものからマットなものまで複数あります。費用については、一般的にアルミに比べて高い特徴を持ちます。
ヘアライン仕上げ
数多くなるステンレスの種類の中でも、看板によく使用されるのが「ヘアライン仕上げ」という種類です。
よく見ると細かく線が入っているのがわかるでしょうか?この線が髪の毛に似ているという説から「ヘアライン」と呼ばれています。色も何種類かあるので、ぜひお好みの色を選んでみましょう。
チタンゴールド仕上げ
チタンゴールドも、ステンレスの種類の1つです。表面に光沢感があり、色も通常のステンレスとは異なり、金色のような色味を演出します。高級感や重厚感を出すには向いている素材です。ビルやマンション・オフィス名の表記などに、切文字にして使用されることが多いです。
梨地仕上げ(エッジング)
梨地仕上げは、表面がくだものの梨のような加工が施されている素材です。手で触っても、他の素材とはことなり、ざらっとした感触が得られます。この素材は「腐食加工」または「エッジング加工」と呼ばれることもあります。重厚感ある雰囲気をかもし出し、表札や記念看板などによく用いられています。
まとめ
今回ご紹介した金属は、ごく一部です。他にもさまざまな仕上げ・素材が存在します。ご紹介した種類の金属も、看板として姿・形を変えることで、それぞれ違った雰囲気を演出します。また、実際に設置する環境との一体感や、看板としての役割をきちんと果たすかという点も重要です。設置の際は、看板屋さんとよく相談しながら、建物やデザインに合う素材を選定し、狙い通りの演出を実現しましょう。