開業にはいくら必要?出店・開業に必要な費用を調べてみた

出店・開業にはどんな準備が必要なの?
費用を考える前に、開業に必要な準備を考えてみましょう。
- 事業計画(お店のコンセプト等)の設計
- 物件探し・契約
- 内装・外装の工事
- 備品・消耗品の調達
- 開店準備(お店の宣伝等)
大きな区分で分けても、開業には上記のような工程踏み進める必要があります。
では、具体的に必要となる費用を見ていきましょう。
出店・開業にかかる費用とは?
それぞれの工程別に必要となる費用を見てみましょう。
物件探し・契約にかかる費用
物件探し・契約に必要となる手順は、次のとおりです。
- 契約金(保証金や敷金・礼金)
- 家賃
- 不動産会社の仲介手数料
- 造作譲渡料
上記はすべて物件によって異なるため、一概に費用は言えません。
気になる物件が見つかった際に、不動産会社に確認を取りましょう。
契約金に関しては、一般的に家賃の6~12ヶ月分の費用が目安とされています。
参考にしましょう。
※造作譲渡料とは、居抜き物件を契約する際に、物件に残った設備や部材等の引き継ぎに発生する費用です。
ビルオーナーや大家さんではなく、以前物件を使用していたオーナーに支払う必要があります。
内装・外装の工事にかかる費用
内装・外装の工事に必要となる手順は、次のとおりです。
- 内装工事
- 外壁・看板工事
- 通信工事(電話やインターネット)
内装・外装の工事についても、工事規模やデザイン・使用する素材によって異なります。
看板工事の場合、照明の有無・素材の違い・設置位置によって価格が変動します。
頭にあるイメージを内装会社や看板屋さんに相談し、見積もりを取りましょう。
飲食店の場合は、厨房の設置なども関わります。あらかじめ予算に含めて考えましょう。
備品・消耗品の調達
備品・消耗品の調達については、開業する業態によって必要となる手順・物品も異なります。
考えられる調達品を一例としてご紹介します。
- 机・椅子
- 音響・空調設備
- パソコン・コピー機
- レジスター
必要となる台数や種類によって、金額は大きく変動します。
まずは、必要最低限の備品を調達し、オープン後落ち着いたタイミングや、従業員増加のタイミングで検討するのもよいでしょう。
開店準備(お店の宣伝等)
最後に開店準備に必要な手順です。
こちらもあくまで一例ですが、ご紹介します。
- 仕入れ作業
- 運転資金
- 広報・PR費用
- 採用活動費用
一部、開店後にかかる費用も含まれますが、おおよそお店の開店時には上記のような工程が必要となります。
お店のオープン当初から、経営がうまくいく場合ももちろんありますが、徐々にお客様を増やし栄えるお店もあります。
そのためにも、運転資金を調達しておくことは重要です。
最低でも、3~6ヶ月は売上が奮わない場合もお店を継続できるくらいの費用を準備しておきましょう。
まとめ
出店・開業に必要な手順は、とても多くなっています。
1つでも揃わないと、順調なオープンが難しくなります。
工程をあらかじめ正確に洗い出し、理解するとともに、そこにかかる概算の費用も事前に見込んで計画を進めましょう。
御見積が必要な場合は、ぜひ看板コンシェルまでご相談ください。