少ない予算で看板をつけたい!費用削減のコツ

看板は製作・設置の条件を変えることで、価格をぐっと下げることが出来ます。今回は「低予算で良い看板をつけるための方法」をお届けします。
看板の金額を下げるには、コツがあった!
看板の見積りをもらったけど、どこも予算より高い...そうご相談をいただく機会があります。どこの会社で見積りをとっても、どうにも金額が下がらない場合には、妥協も必要です。そこで、そんなときに使える「費用削減のコツ」を5つご紹介します。
看板屋さんに相談しながら、お客様に合う妥協点を探し、ご要望に近い看板を設置しましょう。
1.看板のサイズを小さくする
看板はサイズが大きいほど材料費がかかるため高額になります。大きな看板を検討されている場合は、一定のサイズまで縮小することである程度、価格を抑えることが可能です。また、面板については使用する素材によって規格のサイズが決まっています。
例えば、アルミ複合板であれば、900mm×1,800mm、1,000mm×2,000mmなど規格サイズが存在します。そのサイズで看板を製作することで、面板を加工する工程が省け多少の値下げが可能となります。各面板の規格サイズについては、ぜひ看板屋さんにお問合せください。
※アルミ複合板とは
看板の一般的な材料で、プラスチック製のボードの間にアルミニウムを挟んだ板材をさします。光を通さないため、非電飾の看板に数多く使用されています。
2.照明を検討する
電飾看板は、非電飾看板に比べ価格の高い看板です。特に、看板の内部に蛍光灯やLEDを入れる内照式看板は価格が高い傾向があります。夜間も営業されるお店でどうしても照明を設置したい場合は、スポットライトで照らす方法に変更することで、金額が抑えられる場合があります。
3.使用する素材を変える
使用する素材によって看板の価格は変わります。
壁面看板をつけたい場合
壁面看板を付ける場合は、金属製の面板を使用せずプラスチック製の面板を使用したほうが安価に済ませることが出来ます。
切文字をつけたい場合
切文字は、金属製と低発泡素材の2種類が一般的にあります。切文字を低予算で製作・設置したい場合は低発泡素材をおすすめします。 つけたい看板によって選べる素材はさまざまです。ご希望の看板の中で最も安価に済む素材を看板屋さんに聞いてみるのも手です。
4.設置位置を低くする
看板を設置する位置が高い場合は、高所作業車を使用する必要があります。一般的には2階以上の高さの場合、はしご作業が困難になり高所作業車や足場を使用するケースが多くなります。一般的に高所作業車は12mのもので25,000~30,000円程度の金額がかかります。そのため、高所作業車の要らない高さに看板を設置するだけで、その分値下げが可能なのです。
また、ビルの上部にお店や会社を構える場合は、窓面のシート看板を内側から貼ってもらう方法をおすすめします。内側から貼るシートは、外側から貼るシートと比較し、価格の高い材料です。ですが、外側から貼る場合は、どうしても高所作業車が必要となるため、内側から貼る用のシートを用いることで、結果的に価格が抑えられます。
5.予算が貯まるまでは我慢する
こちらは究極論に聞こえますが、納得のいく看板を設置するには、大切な妥協ポイントです。早く看板がつけたい!と思われる方は多いと思いますが、看板は設置するたびに看板屋さんの作業費がかかります。
そのため、まとめて一度に看板を設置することで、作業費用が一度に済みお得になります。何度も工事に入ると、その分の作業費と交通費がかかってしまいます。
その点を考慮すると、予算が貯まるまで我慢し一度に看板をつけるという方法も、低予算で看板を設置するポイントとなります。
まとめ
看板を低予算で設置するには、どうしても多少の妥協が必要になります。予算内に抑えるためにどこを妥協し、何にこだわって看板を設置するのか。あなたが最もこだわるポイントを抑えつつ、低予算で看板が設置できるよう考えてみてください。困ったときは、看板屋さんに相談してみましょう。