開業時の出費を抑える!リース看板とレンタル看板の仕組み

開業時には多くのお金がかかります。誰でも開業初期にかかる出費を抑えたいと考えるもの。本日は「初期費用を抑えることのできるリース看板とレンタル看板」についてご紹介します。
看板のレンタル・リースとは
物件の契約、内装、外装、広告等、新規の開業には多くの費用がかかります。いいお店を作りたいとは思っても、開業前の出費はできる限り抑えたい、誰もがそう考えます。看板コンシェルでも、看板工事においてレンタルやリース契約のできる看板屋さんがいないかとご相談を頂く事が少なくありません。
まずは、一般的なリースとレンタルの違いについて見ていきましょう。
リースとレンタルの違い
多くの違いがありますが、大きく影響する点は以下3点になります。
▼比較一覧表(クリックで拡大されます)
1.リースは契約期間の途中で契約解除をすることができない
途中で不要になった場合に返却をしても支払い義務が残ります。またリースの場合、リース会社の審査があり、新設法人は利用しにくいことも特徴として挙げられます。
一方レンタルは、中古ではありますが、短期間でも導入可能で、途中解約もできます。レンタルはリースのような詳細な審査は無く、リース審査が通りにくい新設法人様や短期の現場事務所などには最適と言えます。
2.管理責任の所在
レンタルの場合、管理責任はレンタル会社に置かれます。そのためユーザーの過失や天変地異等以外で発生する故障などについてはレンタル会社から代替品の支給等が考えられます。一方、リースの場合管理責任はユーザー側に置かれます。故障があった場合にはユーザーの負担で修理やメンテナンスを行う必要があります。
3.月額料金
一般的にリース契約の方が安価となります。
リース看板とレンタル看板
では、具体的に看板ではどうでしょうか。事例でみていきましょう。
看板でリースとレンタルの仕組みを使うことができるのは、主に以下の3種類の看板です。
野立て看板(レンタル契約)
野立て看板の中でも、店舗の敷地内に設置をする看板ではなく、敷地より離れた場所で設置を行う広告看板で利用が可能です。契約の期間や費用については、看板を所有している会社により様々です。設置場所により効果も異なるため、見極めを慎重に行い、納得のいく契約方法を確認しましょう。
※広告看板については以下をご参考下さい。
https://www.signovate.co.jp/worries/opinion/advertising-boad
電子看板(レンタル・リース)
動画の流れるデジタルサイネージや、文字の流れる電光掲示板が該当します。購入をしようと思うと、電子看板は想定以上に費用がかかります。レンタル・リース契約を使うことで費用の負担を減らすことが可能です。検討の際には、直接メーカーか、取扱いのある販売代理店に相談をしましょう。
イベント看板(レンタル)
展示会や式典、講演会など短期間の使用の場合に、レンタル契約を使うことが可能です。開業前後のオープンをアピールする場合にも使うと良いでしょう。検討の際にはイベント看板を専門に扱う会社を探し、相談をしましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。看板業界の中では、レンタル契約やリース契約が一般的にはなっていないことが現状で、使うことができるのは一部の看板に限られています。必要性を見極め、うまく活用をしていきましょう。また、レンタルとリースではリスクと費用が一長一短となっています。契約の際には、慎重に検討を行い、失敗のない契約を行いましょう。