必見!看板でずっと売れ続けるサイクルを生み出す方法

新規のお客様。リピートのお客様。1度にたくさん購入してくださるお客様。
求めるお客様によって、効果の高い看板や刺さるメッセージが異なります。
本日は「看板を使って売れるサイクルを生み出す方法」をご紹介します。
長く売れ続けるサイクルを生み出す「3つの看板」
長く売れ続けるサイクルを生み出すポイントは、次の式で表現できます。
(新規のお客様+リピートのお客様)×1人あたりの購入単価アップ
お客様の数を増やし、1度来てくださったお客様がまた足を運んでくれるシステムを作る。
そして、お客様がより多くの商品・サービスを購入してくれる仕掛けを設置する。
そうすることで、結果として長く売れ続けるサイクルを生み出すことが出来るのです。
また、その手段として使用できるのが、お店の販促ツール「看板」です。
このサイクルの実現には、次の3種類の看板・販促物をお店に用意する必要があります。
- 新規のお客様を獲得する看板
- リピートのお客様を増やす看板
- 1人あたりの購入単価を上げる看板
具体的にどのような看板が向いているのか、それぞれ見ていきましょう。
新規のお客様を獲得する看板
新規のお客様を獲得するためには、お店の外装に取り付ける看板が効果的です。
看板の種類としては、壁面看板、野立て看板、袖看板、ポール看板、スタンド看板など、お店の外につける看板であれば、どれも有効です。
店頭ののぼりなどもよく使われる手法です。
物件の形状や階数、立地条件や人通りなど、周辺環境や前提条件を踏まえた上で、最も効果が見込めそうな場所に看板を設置しましょう。
リピートのお客様を増やす看板
リピートのお客様を増やすためには、「また来たい」と思わせる仕掛けを作ることが大切です。
看板の種類としては、カウンター後ろのパネル看板や、レジカウンター上に置く卓上の看板などもよいでしょう。
「次回ご来店の際には◯◯%OFF!」のようにキャンペーンを打ち出せば、お客様の視覚を惹きつけます。
また、販促物であれば、チラシやポイントカードなどもおすすめです。
1人あたりの購入単価を上げる看板
購入単価を上げるためには、「お店のイチオシ商品」や「セット購入」を促すような仕掛けを設置しましょう。
こちらもリピートのお客様を増やす看板と同様に、カウンター裏のパネル看板や、カウンター上の看板、店内の壁面にポスターを掲載してもよいでしょう。
購入を決めたお客様が「これも買ってみよう」と一緒に購入してくれるような仕掛けが重要なのです。
看板が決まったら「刺さるメッセージ」を考えよう
求めるお客様によって、設置する看板の種類や設置場所が異なることをご説明しました。
ここからは、その看板に記載するとより効果が上がるメッセージをご紹介します。
新規のお客様を獲得するメッセージ
新規のお客様を獲得するには、店外の看板がおすすめです。
そのため、刺さるメッセージは「何を売っているお店なのか」がわかるメッセージです。
お店の入口上に設置する壁面看板や、袖看板・ポール看板については、「お店の名前」を訴える必要があるため、自由度は下がります。
ですが、スタンド看板や窓面のシート看板については、「イチオシ商品・サービス」などをアピールすることで、効果を高めることが出来ます。
また、店頭ののぼりなどには、「大売出し」「セール中」などと言った「今入店した方がオトク」というメッセージを込めることで、よりお客様の興味をそそります。
加えて、新規顧客獲得の際には、メッセージはもちろんのことデザインにもこだわりを持つことが重要です。
思わず記憶に残ってしまう。
思わず寄ってみたくなってしまう。
そんなメッセージとデザインでお客様を呼び寄せましょう。
リピートのお客様を増やすメッセージ
店外の看板で新規のお客様を獲得したら、次は「また来てくれる」仕掛けを作りましょう。
リピートのお客様に向いているのは次のようなメッセージです。
- 次回来店がオトクになるキャンペーン
- お店・商品の信用度を上げるようなメッセージ
- 期間限定でオトクを訴えるキャンペーン
マッサージ・整体院、美容院などお客様の定期的な利用が見込めているお店であれば、「次回来店時の予約をすれば特典あり!」といった打ち出しをすることで、新規来店時に次回のリピート来店を獲得出来る可能性があります。
お店の信用度を上げるには、お店が大切にしているポリシーや、商品・サービスへのこだわり・思いを記載すると良いでしょう。
飲食店であれば、使用している食材や仕入先へのこだわり。
ホテルであれば、お客様に快適に過ごしていただくために、注力しているオリジナルなポイント。
そのお店ならではのポリシーやこだわりをお客様の目に見える形で設置することで、「また来よう」と思わせるきっかけが作れます。
期間限定サービスは、短期的効果を見込める手法です。
次回来店するタイミングに制限をかけることで、お客様の「オトク」アンテナを反応させます。
本来は再来店に要する期間を短くすることはもちろん、別のお店への乗り換えを阻止することも可能です。
定期的な来店を促すため、いろいろなサービスを代わり代わりに打ち出し、お客様の来店ペースをコントロールするようにしましょう。
1人あたりの購入単価を上げるメッセージ
最後は、来てくれたお客様によりたくさん買ってもらうためのメッセージです。
ここを狙うため向いているのは次のようなメッセージです。
- このお店で買ったらオトク
- 今買ったほうがオトク
- セットで買ったらオトク
お店の売れ筋商品や自信ある商品を訴えかけるのが「このお店で買ったらオトク」な見せ方です。
他のお店ではなく、このお店で買ったらオトクということをお客様に訴えることで、購入を検定していた商品と一緒におすすめ商品も購入するということが起こり得ます。
「今買ったほうがオトク」なメッセージは、まさに今だけオトク感を打ち出すことです。
期間限定キャンペーンと似ていますが、今買うことで安い!今買うことで増量!など、今がオトクだという打ち出しをすることでお客様の購買意欲をくすぐります。
「セットで買ったらオトク」を打ち出すには、売れ筋商品の横などが効果的です。
この商品・サービスを購入するのであれば、これもセットで買った方が値下げされます。よりオトクになります。
という打ち出しをすることで、思わず買わずにはいられない!という状態を作ることが出来るのです。
お店に用意している商品やサービスを今一度見つめなおし、商品同士の組み合わせを増やすことで、オトクなパターンを多く用意しましょう。
まとめ
お客様が思わず入店したくなる看板。
「また来たい」と心をくすぐる看板。
これも買いたいと思わせる看板。
看板の種類やそこに込めるメッセージによって、効果はさまざま異なることがおわかり頂けたでしょう。
どうしたら求めている効果を導けるのかをよく考え、最適な種類とメッセージを組み合わせた看板を作りましょう。