看板の照明はLEDが断然オススメ!その理由お教えします

従来は蛍光灯が主流でしたが、LEDの登場とともに最近ではLEDも多く普及し始めています。本日は「LED照明が本当にオトクなのか?!」ご説明します。
LED照明とは?
そもそもLED照明とは何か、簡単にご説明します。
LEDとは発光ダイオードという電気を流すと発光する半導体をさします。LEDは従来の白熱灯や蛍光灯と比べて消費電力が少なく、寿命が長いことが特徴です。
LED照明の寿命は、ズバリどのくらい?
なんといってもLEDのメリットは寿命が長いという点です。蛍光灯と比較して見てみましょう。
蛍光灯の寿命 | 約6,000~13,000時間 |
LED蛍光管の寿命 | 約40,000時間 |
以上のとおり、LED蛍光管の寿命は蛍光灯に比べて3~6倍も長いのです。
また、照明の明るさについてもLED蛍光管の方が優れています。
蛍光灯は、約6ヶ月程度で30~40%下がると言われていますが、LED蛍光管は300時間程度で10%明るさが落ちるものの、その後は徐々に低下していくため長時間明るさを保つことが出来ます。寿命も長く照明の明るさも勝るのがLEDなのです。
しかし、寿命の長さについては40,000時間と言われてもイメージしづらい方も多いはずです。そこで、具体的に会社やお店の営業時間を例にあげて考えてみましょう。
会社(土日・祝日休み)の場合
会社の場合は、土日・祝日休みの企業が多いでしょう。
平日のみ稼働の場合、夜間12時間点灯した場合の蛍光灯とLEDの寿命を比べてみましょう。
蛍光灯の寿命 | 4年4ヶ月 |
LED蛍光管の寿命 | 13年6ヶ月 |
いかがでしょうか。営業時間から換算するとLEDがオトクなことが一目瞭然です。
初期コストはかかるものの、蛍光灯を計3回交換する費用が浮くとなるとLEDの方が長期的に考えて経済効果も高いと言えるでしょう。
※蛍光灯の最大点灯可能時間を13,000時間とした場合
飲食店・小売店(年中無休)の場合
飲食店や小売店などは、年中無休で営業されているお店も多いかと思います。週7日、夜間の12時間点灯した場合の蛍光灯とLEDの寿命を比較してみます。
蛍光灯の寿命が | 3年 |
LED蛍光管の寿命 | 9年2ヶ月 |
こちらでも、LEDの寿命は蛍光灯の寿命の約3倍の長さになっています。
お客様を迎える飲食店や小売店では、照明が切れていることでお客様の好感度が下がってしまうリスクが有ります。そのため、照明のメンテナンスは重要です。定期的な交換が必要な蛍光灯ではなくLEDに変更することで、ランニングコストを削減することをオススメします。
※蛍光灯の最大点灯可能時間を13,000時間とした場合
※実際の寿命は各商品によって異なります。
※器具の不良等によりLED蛍光管の寿命を迎える前に不点灯になる場合もあります。
LED照明を看板に使用するメリットとは?
LEDの寿命が長いことはお伝えしましたが、看板にLED照明を使用するとよりオトクなポイントが増えます。
その理由は、照明交換の費用がかからないためです。
室内の蛍光灯交換であれば、あなた自身で工事をすることも可能でしょう。しかし、看板の電球交換となると話は別です。高所での作業や看板の取り外しなど、ご自身では困難な作業が多数あります。
そのため、看板の照明を交換するには看板屋さんや電気屋さんに交換作業を依頼する必要があります。その際には、次のような費用が発生するのです。(以下、参考価格)
照明器具代 | ¥1,000/本~ |
交換費用(作業費) | ¥20,000/人~ |
諸経費(交通費や細かな部材の費用等) | ¥1,000~ |
場合によっては下記費用も発生します。
高所作業車費用(看板が高い位置に設置してある場合) | ¥25,000~ |
道路使用許可書(交通量の多い道路にある看板の場合) | ¥15,000~ |
ガードマン費用(交通量の多い場合や高所作業車を停めて作業する場合) | ¥15,000/人~ |
この通り、看板の照明交換にはこれだけの費用がかかるのです。高い位置に設置している看板や交通量の多い道路だと、より一層費用がかかり照明を交換するだけなのに思いもよらない金額になることも少なくありません。
そのため、長期的に考えると寿命が長く交換頻度の少ないLEDを選んだ方が、初期費用を加味しても断然オトクなのです。
他にもある!LEDのいいところ!
その他にも、看板の照明に蛍光灯ではなくLEDを使うといい点がいくつかあります。
- 消費電力が少ないため、電気代が少なく済む
- 有害物質が使われていない(蛍光灯には水銀蒸気が含まれているため、割れると有害物質が発生します)
- 紫外線や熱が少なく、虫が寄りつきづらい(蛍光灯や白熱灯は熱や紫外線を発しており、そこに虫が集まってきます)
- プラスチック製(アクリル製)のため、万が一の事故の際も割れる危険性がない
交換の費用もかからず、環境にも優しいLED。
看板を新しく作るのであれば、蛍光灯ではなくLEDの使用をオススメします。
まとめ
いかがでしょうか。LEDにはたくさんのメリットがあります。短期的に見ると費用のかかる照明ではありますが、長期的な効果を考えるとLEDのオトク感が伝わるかと思います。電飾看板の設置をご検討の場合は、ぜひ参考にしてください。