壁に穴を開けずに看板を設置する方法あるんです

新築のビルやオーナー様によって、壁への穴あけを禁止している建物はよくあります。今回は壁に穴を開けられないあなたのために、「穴あけ要らずの看板設置方法」をお教えします。
壁に穴を開けずに看板を設置する方法とは
壁に穴を空けずに看板を設置する方法とは、ずばりクギを打たず、両面テープとコーキングで設置する方法です。
両面テープとコーキングで設置する方法
コーキングとは、シリコン系の接着剤で気密性や防水性の高い接着剤をさします。私たちの身近なところではお風呂場や台所等の水回りの接着に使用されています。コーキングは建築の現場でも外壁のつなぎ目などに使用されており、看板工事でも大切な材料の1つです。
本来、看板の設置には両面テープとコーキングに加えて、クギ打ちが必要となります。しかし、看板の大きさや設置する壁面の材質によっては、クギ打ちを行わず、両面テープとコーキングのみで接着も可能です。設置可能かどうかの判断については、必ず看板屋さんに現地を確認してもらうようにしましょう。
ただし、この場合も看板撤去時には糊の跡が壁に残ってしまい、元通りとはいかいない場合もあります。事前にオーナー様へご相談することをおすすめします。
(注) 両面テープとコーキングによる看板設置は、誤った判斷をすると落下の危険性があります。そのため、ご自身では判断せず、必ずプロ(看板屋さん)の判斷を仰いで検討してください。
上記の方法すら禁止されている場合がある!
建物によっては、コーキングや両面テープさえ禁止されている場合もあります。ですが、そのような場合もご安心ください!そんなあなたのために、壁ではな代わりとなる場所に看板を設置する方法をご紹介します。
まだまだある!壁に穴を開けずに看板を設置する方法
コーキングと両面テープを使用する方法以外にも、穴あけいらずの看板の設置方法があります。
お客様の立地に応じて検討してみてください。
窓にシートを貼る方法
窓は意外と多くのお店が看板に有効活用しているスペースです。営業時間の記載や、ビルの2階以上のお店や会社であれば、窓にシートを貼ることで、歩行者の目にもつきやすくなります。窓にシートを貼ると採光性が低くなる可能性もありますので、どのくらいのサイズで設置するかはぜひ看板屋さんにご相談ください。
フェンスにプレート看板や横断幕を設置する方法
フェンスがある場合は、プレート看板や横断幕の設置をおすすめします。四方に穴を開け、そこにワイヤーや結束バンド・ロープを通して看板を設置します。2階以上のテナントの場合も、ベランダがある場合はベランダへの設置も可能となります。
地面にスタンド看板・野立て看板・ポール看板を設置する方法
地面への看板設置が許可されている場合は、スタンド看板や野立て看板・ポール看板の設置も可能です。これらの看板であれば、電飾看板として照明を設置することもできます。またポール看板は、ある程度高い位置に看板を設置します。そのため、歩行者や通行車からも見えやすい位置に取り付けができます。
まとめ
看板がなくては、集客も難しくなってきます。壁に看板が設置できないとなると絶望的にも思えてきますが、壁以外の方法でもこれだけの選択肢が残っています。看板を設置するスペースでお悩みの場合は、看板屋さんに現地を見て頂き「最も集客に向く設置場所」をぜひご相談ください。