お客様が押し寄せる!居酒屋看板の抑えるべきポイント
業界別に“いい看板”をつけるポイントをご紹介しています。今回は、居酒屋業界です。居酒屋で看板を設置する際に抑えるべきポイントをご紹介します。
居酒屋における看板の役割とは?
居酒屋業界は、市場規模の大きな業界です。その一方、大手企業から個人経営のお店まで競合が多数います。そのため、どのお店も”お店ならでは”のコンセプトや料理を用意しお客様を集めています。
そのコンセプトや雰囲気を伝えるための手段として活用できるのが看板です。看板はお店の顔ともいえ、お客様にお店のイメージを伝えるための効果的な販促手段です。
本日は、集客アップにつながる居酒屋の看板を作る方法をご紹介します。
居酒屋の看板を作るなら!抑えるべきポイント
お客様を呼び寄せる看板には3つの法則があります。
- お店のコンセプトを全面に表現!
- 離れた距離からも目立つ工夫!
- 定期的なメンテナンスが必須!
お店のコンセプトを全面に表現!
競合の多い居酒屋業界では、お店のコンセプトが重要になってきます。
- 「こだわりの料理」を売りにする
- 「お洒落さ」を売りにする
- 「安さ」を売りにする
上記の中でも、どれをお店の“売り”にするかによってつけるべき看板のデザインや素材も変わってきます。
デザインについても書体や色合いによって違いが表れます。お店のコンセプトをきちんと看板で表現することがお客様の足に繋がってきます。ここではお店のコンセプトに合わせた看板の素材・看板の種類の一例をご紹介します。
「安さ」を売りにする場合
安さをコンセプトにする場合、高級感のある素材やデザインの看板はかえって不向きです。
壁面看板にスポットライトを設置するなどシンプルで夜間も目立つ看板をつければよいでしょう。一般的に電飾看板には、電飾が内蔵されている看板とスポットライトなどで外側から照らす看板があります。電飾を内蔵する看板は価格が高いため、予算に合わせて検討しましょう。
「お洒落さ」や「高級感」を売りにする場合
おしゃれさや高級感がコンセプトなのであれば、お店のオリジナルな看板をオススメします。
木製看板や切文字看板などは、一般的なプラスチック製の看板とは異なり、風合いある雰囲気を演出します。金属やアクリルのプレート看板なども高級感を醸しだすのによいかもしれません。のれんや提灯なども雰囲気づくりに使える看板です。
離れた距離からも目立つ工夫!
お客様はどのようにして居酒屋を探すでしょうか。
最近ではインターネットの検索や口コミサービスを通じてお客様が集まることも多いでしょう。道端での呼び込み営業といった手段もあります。
その一方、看板を目にして入店するという場合も未だに多くある集客手段です。
看板で来店する場合は、看板の設置位置が重要です。お店の前を通るお客様にしか見えないような看板であれば、限られたお客様しか集めることは出来ません。
より多くのお客様を集めるためには、お店から離れた場所からも見える看板を設置する必要があります。遠方からも見やすい袖看板や壁面看板などの看板が設置されていれば、より多くのお客様の目に入れることが出来ます。
どの種類の看板をどこに設置するかによって、集められるお客様の数が大きく変化します。看板設置の際は、お店周辺の人通りを考慮した上でお客様をお店に導きやすい看板を設置しましょう。
また、地方や郊外の居酒屋の場合は、駐車場を所有しているお店もあるでしょう。そのような場合は、駐車場への誘導看板もお店の集客に大きく影響します。お客様がお店に足を運びやすい道筋を同様に心がけましょう。
定期的にメンテナンスをしよう
居酒屋は、飲食店です。そのため、店内やお店の外観が汚れていてはお客様の入店を促進できません。外観の中でも、看板はお店の顔と言われお客様の判断要素の重要な1つです。
看板は、時間の経過により雨や風に運ばれるホコリで汚れてきます。また、看板につける照明も一定期間が過ぎると徐々に光が弱まり最終的には消えてしまいます。看板の照明がチカチカしていたり、看板自体が汚れていたら、お店に入ろうという意欲がかき消されてしまいませんか?
看板が汚れてきたな、あるいは、照明が消えてしまいそうというときには早めに看板屋さんに相談し対策を打ちましょう。
まとめ
居酒屋さんは夜間も営業を行うため、ほとんどのお店が照明付きの看板を設置します。夜数多くの看板が光っている街中でどのお店が最もよいのか、お客様にとっては判断しづらくなっています。他のお店とは異なるコンセプトで売り出し、看板できちんと表現することでお客様が集まってくるはずです。設置前にきちんと計画を行い看板屋さんに相談しながら納得のいく看板を設置しましょう。